埼玉県専修学校各種学校協会

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学校選びのポイント

学校の選び方

学校の選び方

1

「なりたい!」
を確かめよう

専門学校には、さまざまな職業を目指した学科やコースがあります。
そんな中から自分に合った学びをどのようにして見つけたらよいのでしょうか。次のポイントを参考に自分の「なりたい!」を実現できる学校を探してみましょう。

一番大切なことは、自分は将来「何になりたいのか」「何をやりたいのか」を確かめること。専門学校は職業に直結した技術や知識を身に付ける学校ですから、そこで学ぶということは「なりたい!」「やりたい!」を実現することとイコール。
決して一つのことだけに絞り込む必要はありませんが、自分自身の将来像を思い描いてみましょう。

❀ヒント❀

もし、「なりたい!」「やりたい!」を見つけることが難しければ、今、何が好きなのか、何に没頭することができるのかを考えてみると良いかもしれません。好きなこと、興味や関心があることならば、仕事になっても頑張っていける可能性が高いのではないでしょうか。

2

「なりたい!」
を叶えられる
学校を探そう

 その仕事に就くためにはどんな技術や知識、資格が必要かを調べて、それらを身に付けられる学校を探しましょう。
ただ、なりたい仕事を教えているのがどこの学校かを調べるのは少し大変。学校の先生に相談したり、この専門学校等概要などのガイドブックを活用したり、検索サイトで調べたりしてみましょう。
その上で、いくつかの学校を選んだら、ホームページを覗いてみたり、パンフレットを取り寄せて読んでみたりしましょう。

3

実際に学校を
見てみよう

ほとんどの学校ではオープンキャンパスや学校見学会を実施しています。それらに参加して、実際の学校の様子を確認しましょう。その時、できるだけ複数校を訪問していろいろと比べてみることが大事です。場合によっては保護者の方と一緒に参加すると、自分とは違った視点でいろいろと見てもらえるため良いかもしれません。学校に行った時には次の点を確認し、見ておきましょう。
1 自分の「なりたい!」を実現できる教育内容か、資格を取ることができるか
2 その教育をするための教師陣や施設・設備が整っているか
3 講義と実習の比率や、一度に実習を受ける人数と指導者のバランスは適当か
4 企業との連携は確かか、就職指導と就職活動のスケジュールは的確か
5 実習作品の出来栄えやコンテストの実績はどうか
6 学生と教員との距離感はメリハリのある関係と感じられるか など

4

通学に
無理はないか

通学に関することは重要な問題です。大都会にあこがれて遠距離通学するということがよく見受けられますが、1日のうちのかなりの部分を通学時間に費やすことは大きな負担ですし、通学困難になり退学する場合も多いようです。
専門学校等では、国家試験受験資格や高度な検定資格を得る学習をしたり、多くの演習や実習の時間があります。通学時間を費やすことは、大きなマイナスになります。また、通学所要時間だけではなく、大きな負担になる通学費も調べて検討しましょう。

5

学費や教材費
などの諸費用
について

専門学校等の学費は、分野によって異なります。入学金や1年間の授業料以外に施設設備費、実習費、教材費などは必ず調べましょう。その他に、資格取得のための受検料や実習着費、参考書などの本代、交通費、昼食代などの生活に係る費用等々、予定以上に費用負担がある場合があります。都内の専門学校に進学する場合、初年度学校納入金が100万円を大幅に超える場合が多いです。これに自己教材、交通費、生活費等が加わります。

生活費は自宅通学か自宅外通学かで大きく違います。参考に、東京都専修学校各種学校協会が調べた初年度納付金額を掲載します。埼玉県の専門学校はこの平均の金額よりも低額の学校がほとんどです。この表以外にかかる教材費や交通費等も低額で済む場合が多いです。

また、専門学校生対象の各種奨学金制度や2020年4月から始まった国の高等教育の修学支援制度、学校独自の奨学金制度についての情報もよく調べて活用しましょう。

参考資料:令和3年度東京都専修学校(専門課程・昼間)入学初年度学校納付金の平均.pdf

その他、日本政策金融公庫の「国の教育ローン」、日本学生支援機構奨学金や県・市町村の奨学金、民間の奨学金、学校独自の奨学金等を調べ、親の負担軽減を図ることも真剣に考えてください。

埼玉県では、専修学校高等課程在学生に他都県よりも手厚い授業料補助(就学支援金)を行っています。また、教育条件の維持向上、修学上の経済負担(父母負担)の軽減、学校経営健全化を図るため、学校法人に対して運営費補助を行っております。

6

入学選考に
ついて

入学選考は分野や学校によりその選考方法は異なります。書類選考、学科試験、面接試験などさまざまです。推薦入試や総合型選抜入試(AO入試)を実施している学校もあります。学校案内・ 募集要項等を取り寄せて必ず確認しましょう。
また、埼玉の専門学校等では、高校生の応募に関して、「推薦入試・一般入試の願書の受付受理は10月から実施」「AO入試のエントリー開始は6月、願書受付は9月から実施」を「申し合わせ事項」として定め、埼玉県の高校等に通知しています。こうしたルールを守っている本会会員校等のしっかりした学校を選んで受験してください。