認可校か
無認可校か
無認可校の場合、通学定期などの学割が利用できないばかりでなく、何か問題がおきた時も行政指導の対象になりません。県知事および所轄の大臣の監督下にあり、一定の基準によって認められた認可校が望ましいことは言うまでもありません。
専修学校の専門課程は、高等学校卒業後の継続的な高等教育機関として設置され、卒業後も大学編入あるいは大学院入学(一定レベル以上の履修修了)の資格を得ることができます。高等課程は中学卒業後の継続的な教育機関として、卒業後は専修学校専門課程(専門学校)や大学入学資格を得ることもできます。無認可校では、こうした特典は認められません。
入学案内を
とりよせる
実地に
見聞する
在学・卒業生
の声を聞く
設置者や校長の
経営方針、学校
の理念を知る
同じ分野の学校でも、方針の違いによって、教科内容や指導方法が少し違っていることもあります。また、埼玉の専門学校等は、学生の学習や進路相談をこまめに実施し、学費や学校生活、悩み等にも積極的に相談にのり、学校生活を充実させることも教育方針としている学校が多いです。
こうしたきめ細かい教育活動によって、首都圏の専門学校等の退学率平均や全国の大学の退学率平均よりも大幅に低い退学率となっています。
カリキュラムや
設備などを
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通学について
無理はないか
専門学校等では、国家試験受験資格や高度な検定資格を得る学習をしたり、多くの演習や実習の時間があります。通学時間を費やすことは、大きなマイナスになります。通学所要時間だけではなく、大きな負担になる通学費も調べ検討してください。
学費について
(参考資料:令和2年度東京都専修学校(専門課程・昼間)入学初年度学校納付金の平均.pdf)
その他、日本政策金融公庫の「国の教育ローン」、日本学生支援機構奨学金や県・市町村の奨学金、民間の奨学金、学校独自の奨学金等を調べ、親の負担軽減を図ることも真剣に考えてください。
埼玉県では、専修学校高等課程在学生に他都県よりも手厚い授業料補助(就学支援金)を行っています。また、教育条件の維持向上、修学上の経済負担(父母負担)の軽減、学校経営健全化を図るため、学校法人に対して運営費補助を行っております。
入学選考に
ついて
学生募集の日程・方法については、学校案内・募集要項等を取り寄せて、必ず確認してください。また、埼玉の専門学校等では、高校生の応募に関して、「推薦入試・一般入試の願書の受付受理は10月から実施」「AO入試のエントリー開始は6月、願書受付は9月から実施」を「申し合わせ事項」として定め、埼玉県の高校等に通知しています。
これは、高校3年生にしっかりと勉学や部活動に励んでもらい、充実した高校生活を送ってもらいたいという理由によるものです。こうしたルールを守っている本会会員校等のしっかりした専門学校等を選んで受験してください。
就職状況に
ついて
就職希望者の割合、求人会社、求人倍率、卒業生の活躍の様子等を質問したり調べてください。特に、埼玉の専門学校等は地域社会と密接に結びついている学校が多いので、地元に就職を希望する場合は有利となる場合が多いです。
本会会員校の多くは、職業紹介業務実施校の届出をし、無料職業紹介・就職指導をしています。また、高校や大学と違って、専門学校等の就職は、学んだ専門的な学習と関連の深い分野、企業、職種へ、多くの卒業生が就職していることが特色です。