埼玉県専修学校各種学校協会

卒業生インタビュー

Interview

Interview

Vol.1

専門学校(工業分野、商業実務分野)

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相馬亜紀さん
専門学校(工業分野) システム開発コース卒業
相馬亜紀さん相馬亜紀さん

編集 相馬さんは、スバルシステムサービスでサーバーやシステム関連のお仕事をしているとお聞きしましたが、ITに対する相馬さんのお考えのお聞かせください

相馬 私はITのスキルはどんな職場にも必要だと思っています。私はたまたまIT分野に特化した仕事に就いていますが、今の時代には、様々なシーンや職場にITが存在しています。IT分野は多岐にわたっていますが、どんなかたちでもITスキルを身につけておけば、いつか必ず評価されると思います。まず、職場に入ってからのスタートが違うはずです。IT分野に就職を希望していない人でも、このことを知っておいて欲しいです。

編集 ITの分野へ興味をもたれたのはいつごろですか

相馬 子どものころからずっとIT関連の分野で働きたいと思っていました。それは姉の存在が大きかったと思います。小学生のころ、PCを操作していた姉を見て、ITの世界にはまっていきました。新しい世界が広がった気がして、探究心に火が付き、独学でhtmlを勉強しました。気が付けば、絵やイラストを載せたホームページを作っていました。

編集 専門学校を選んだ理由は何ですか

相馬 独学でITを学んでいたから、すぐにでも働きたいという気持ちでいっぱいでした。だから最初から専門と決めていました。この専門学校を選んだのは、高校の先輩が学んでいたから。そして家から近いというメリットとオープンキャンパスに参加したことも決め手となりました。

編集 専門時代のエピソードをお聞かせください

相馬 入学当初は、多少の知識はあるという自負もあったけど、専門学校での勉強は趣味とは違いとても難しかったです。授業についていけないこともありました…。そんな時はクラスの仲間と教え合って乗り越えましたね。仲間を見て感じたことは、丸暗記ではなく基本を学ぶこと、根本の仕組みを理解すること。その重要性を強く感じました。

編集 就学を目指している学生にメッセージをお聞かせください

相馬 スバルの入社直後は、正直分からないことだらけで戸惑いました…。サーバーの知識もまったく無かったので。でも、専門学校での経験があったから、今があると思っています。それは、仕組みを理解することの重要性です。基礎が無いと何を調べて良いか分からないし、時間が掛かってしまいます。ITは、日々進化しているので新たな知識を学び続ける必要があります。だから「調べ力」は重要なのです。私はこれを専門学校で学んだ気がします。
 それと、人間関係やコミュニケーションはとっても大切。近くに相談できる人が居ると、効率も成果も変わってきます。この経験も、実は専門学校時代に学びました。
 IT分野で働くことは、むかしから変わらない私の夢です。それはスバルで働いている今でも変わりません。これから進路を決める方は、自分の夢や好きなことに邁進して欲しいです。私は、これからも楽しく、学び続けていきます。

相馬亜紀さん相馬亜紀さん
瀧澤真唯さん
専門学校(商業実務分野) 保健・医療ビジネスコース卒業
瀧澤真唯さん瀧澤真唯さん

編集 お仕事の内容をお聞かせください

瀧澤 埼玉医科大学病院で、入退院窓口業務として保険手続きや公費の登録などのチェックを行っています。埼玉医科大学病院(以降埼玉医大)に来る患者さんはとってもたくさんいます。退院窓口業務は、その入口となる仕事で5分に1回は電話が入るとっても忙しい職場です。

編集 医療事務への進路を決めたエピソードをお聞かせください

瀧澤 高校の時にスポーツで怪我をして小さな接骨院に通ったんです。その時に対応してくれた窓口の人がとっても話しやすく親切で仲良くなりました。私よりずっと年上の方だったのですが、いきいきと病院の事務の仕事をしていて、こういう仕事もあるんだなぁと思いました。私は高校では商業科に通っていましたので、就職は事務系にしようと思っていましたが、この女性との出逢いがなかったら今の職業を選ばなかったと思います。

編集 専門学校はどのように選びましたか?

瀧澤 最初は東京の専門学校にしようと思っていました。当時の友人の中には、規模の大きい東京の専門学校にいった人も少なくありません。でも、ちゃんと調べたら地元にも就職率の良い学校があった。それがこの専門学校の保健・医療ビジネスコースでした。イベントをたくさんやっていて、文化祭や体験入学に参加しました。
 学校を調べはじめたのは高校2年の時。最初は体験入学でも行ってみようかなぁ程度だったんですが、高校3年になってから、6〜7校のイベントに参加しました。自分の目でできるだけ多くの学校を見たかったのかもしれません。最終的には、学校の雰囲気を自分の目で確かめて、少人数制で、かつ地元の学校を選びました。

編集 専門学校時代のことをお聞かせください

瀧澤 入学してすぐに、体験入学の時とは違って厳しそうだなという印象を持ちました(笑)。でも、育ててくれるという雰囲気と安心感がありました。
 専門学校は離脱する人も少なくないと思いますが、私が頑張れたのは、同じ道を目指している仲間が周りにいたので、そのことが支えになったと思います。今でも仲間とは、家族と共有しにくい仕事の相談をしています。

編集 今後の目標をお聞かせください

瀧澤 私は埼玉医大に就職して2年目です。これまで専門学校で学んだことが、ようやく実務に結びつき始めた段階だと思っています。法規のことなど、まだまだ学ぶことはたくさんあります。そして病院には、さまざまな年代の方が来ますので、こどもやお年寄りへの対応も経験を積み重ねていきたいです。接骨院の女性のようになれるよう、立ち振る舞いからスキルまで、学び続けていきたいです。

瀧澤真唯さん瀧澤真唯さん